第441話 夏が終わって

そして夏が終わった。
そう、やっぱり夏はまぼろしの様だ。
楽しかった思い出と、あの日の夕立にも似たこの空虚。
何度も何度も繰り返しても、むなしい。
あと、携帯電話が壊れました。

昨日はスロータイムコミュニケーション(というイベント)に出演したのですが、
楽屋へ続く長い階段をわたしの携帯電話が転げ落ちまして。
ツイッターをやっていまして。
こう呟こうとした瞬間でした。



「見よ!この驚きの低クオリティ!これが補欠!KTRだ!」





すごい、悔しい。



どうでも良すぎてすごい悔しい。
まぁ、この話を聞いてもらってもわかるように8割加藤さんのせいなんですが。
わたしの携帯電話こわれたのって。
それもこれもその日の仕事で加藤さんが11か月間毎日やってる作業(数をかぞえてボードに記入する)を突然できなくなったことをフと思い出しまして。
加藤さんの頭の中の消しゴムについて考えてたことに由来するわけで。
毎日がブランニューデイ、うっさい。

そして携帯電話の壊れ方がこれまたみたことのないような壊れ方で。
まず、タッチパネルが全く操作できない、
にもかかわらず、画面が次々に変わっていくっていう。
ほんで最終的に大野くんがズーム、ひき、ズーム、ひき、ズーム、ってなり続けるっていう。




(大野)





(大野にズームイン)





(大野)





(大野にズームイン)





(大野)





(大野のひじ)





(ひじ)





(ゆうにゃん)





(ひじ)





(ゆうにゃん)





なんや、これ。



そして、今日。
今日、代替機を入手したのですが。
ラインのアカウントも皆さんのアドレスも全て消えちまいまして。
すいませんが、お手数ですが松井の携帯にメールください。
名前を添えて。
ラインは近々復活させます。

余談ですが、
代替機の色がなんか、うっすいピンクっていう・・・



店員も別に何も言わんでもエエのに、
「・・・色がこれしかありませんで・・へへっ」
いや、おもたけど、
(うわっ、うっすいピンクて・・・)
ておもたけど、そんなん言わんでもええねん、
触れるな触れるな、そこに触れるな、大人やろ、
言うても言わんでもそのうっすいピンクしかないんやから、
わかるから。
あえてそのうっすいピンクを持ってはこんやろうと、
わかってるから。
そこはスルーしときたいとこやんか。
これでおれもやな、(あぁ、この店員もこのうっすいピンクはないとおもとんねん・・・)と思いながらそこからの手続きをせないかんくなったやんか。

「修理の期間ですが1、2週間・・・場合によっては・・・1ヶ月・・・ほどかかってしまう場合もございまして・・・」

もう、だからそこを言いずらそうにすなって、
勘ぐってまうやん、
(この店員、おれのこと1、2週間、場合によっては1ヶ月もこのありえへんうっすいピンクの電話を使うことになったかわいそうな人やとおもてるやん)
いや、だから、なんともおもてませんて、
別にうっすいピンクでもエエんですって。
そうやって誰かがうっすいピンクがかわいそうやと思った瞬間にかわいそうな人間が出来上がるねんから。



以上、余談でした。