2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

第359話 広島遠征記 

広島の夜は更けていった。 バンドが叫んでファビュラスな夜がシャープなビートでダンスを終えた。 場所を打ち上げ会場にうつした我々はそれぞれの夜を楽しんでいた。少年フォーク(というバンド)主催のイベントで広島に招かれたサヨナラバイバイズ。 ライブを…

第358話 30歳

30歳になりまして。 30歳になりまして、わたし。 なんだかもう言い訳できない感じになっちゃいまして。わたしの誕生日前2日間の動きを記してみたいと思う。26日20時。 ジョブを終えたわたしジョブ場の本町から自転車で30分の中崎町で飲んでいた。…

第357話 黄金の太陽

KTR先輩の集大成であった。 3月18日という日はKTR先輩の集大成の日であった。 集大成といっても人生の集大成といった死去につながるタイプのものではなく、 三ヶ月で羽賀研二の肉体を手に入れるトレーニングの集大成の日であった。 先輩のことをよく知らない…

第356話 シャワー水圧顛末記 (未解決)

新居の風呂場のシャワーの水の出がとっても悪かったので、 業者さんにきてもらった。 シュレックによく似た、感じのいいおじさんだった。 「シャワーが出ないんです、ちょっと見てもらっていいですか?」 おじさんは感じのいいひとなので凄い笑顔で対応して…

第355話 もえこのこと。

もえこが死んだ。 わたしの恋人の実家で飼われていた犬である。 (12歳) 3年前だろうか、わたしは無職のひとであった。 無職でチョーハツのひとであるわたしが恋人の実家に遊びにいったのは3年前であった。 無職でチョーハツで革のジャンパーを着たわたし…

第354話 決め手にかける

父と車に乗っていた。 おもむろであった。 おもむろに父がこんなことを言い出した。 「洋介のエエとこを言っていくぞ」 古今東西息子のエエところ〜(おもむろに〜) パンパン!明るい!パンパン!弁当っ!(作ってる、だいたい毎日)パンパン!・・・ パスすん…

第353話 最早騒音

ジョブが暇やったので、 みんなで(木村くんと)女子のどこがエロくて好きか、というとっても大事な話をしていた。 ケツが好きだの、 チチが好きだの、 アシがエエだの。 若木(仮名、童貞)にオマエは女子のどこが好きなんだ?と聞いてみたところ、 「ボクはえ…

第352話 古口結婚披露余話 其の二

新郎新婦の入場だ。 バカなのでしょうか?それともとってもバカなのでしょうか? おそらく後者だと思います。 2月22日、星の王子さまたち(というバンド)の古口くんの結婚披露パーティーが開かれた。 このパーティーにはひとつドレスコードが設けられた…

第351話 古口結婚披露余話

2月のある日、星の王子さまたち(というバンド)の古口くんからこんなメールが届いた。 少し長いですが引用してみます。 古口です。おかげさまで旧姓小川裕加里と去年の七月に入籍しました。おそくなりましたが、ふたりの結婚パーティーを開きたいと思います!…