第五十六話 Lの向こう側

久々に本町の船場センタービルんとこの繊維街に行ったんですけども、
ありました、ありました、あの店。
婦人服の店なんですけどもサイズが豊富なんですよね、
SMLのサイズの上にさらに、
2L、3L、4L、5Lと4サイズあるんです。

Lだけ5段階!

なんでLだけ5段階やねん!
ちゃうねん、ちゃうねん、ほなね、
そんなんもうね、L以上のサイズを作るべきやねん。
世の中の人間をSMLの三つのサイズにわけようとするからアカンねん。
ムリをきたすねん。
だっておるわけやん、はみだすわけやん、
せやから5Lとかようわからんサイズができてしまうねん。
2L〜5Lってゆうのはいわば規格外なわけですよね、
それでもそのサイズの需要はあるわけですよね。
存在するわけですよね、でっかいのが。
ほならば作るべきなんですよ、L以上のサイズを。
L以上の概念を、Lの向こう側を・・・!!
例えばやで、あくまで提案やで。
S・M・Lときて2L、3Lといくんやなしに、
S(スモール)
M(ミドル)
L(ラージ)
ときて、

D(でかい)
G(ごつい)
O(おばけ)
U(うそつけ)

っていくとか。

D→でっか!なにその太もも!ホンマに太ももやな!
G→ごつい、ごつい!あかん、あかん!電車賃ちゃんと倍払いや!
O→お化けやん、もはやお化けやん!夏やけど〜?
U→うそつけ〜!(USOTSUKE!)

最後はもう突っ込みです。
ウソつけよ!って。
いや、あくまでも提案なんですけど。
どうですかね。
2L、3Lといくよりは現実的やないですか。
だってまだでかいやつが出てくる可能性があるわけで。
早いうちにLの壁を突破した方がエエと思うんです。
おかしい事をおかしいって思える判断力と、
新しい概念を作り上げる柔軟性持っていきましょ。
だってLだけ五段階とかそんなん絶対おかしいから!