第 112話 傘と原発

ボクはやはり小さい人間なんでしょうか、
またおったんですわ、
傘の持ち方アホなやつ。(これホンマ何回言うてんねんやろ、電波に乗せて)
とうとう注意しました、
あまりにもひどかったから。

※傘の持ち方アホなやつとは・・・雨が降ってないときの傘の持ち方がアホ。 地面に対して平行にもち腕をブンブン振って歩くアホ。後ろにいるととても危険。階段昇っとったら最悪。

もう腕をブンブンというか傘の切っ先が自分の肩くらいまできとんねん。
もう我慢ならんかってん。
オレの持っていた傘でそやつの傘をピシっと止めて、

「鋭すぎる」

やや言葉足らずやったかもしれませんが言いましたよ
・・・ボクはやはり小さい人間なんでしょうか、
こないだ一緒に鍋した友達なんかは、
原発やめよ!」っていう運動をしてるのに、
国を変えようとしているのに、
ボクみたいなもんは前歩いとるやつの傘の持ち方を変えさせる事に躍起になって・・・
ハンバーガー大好きやった友達は自分の確固たる意思で肉食べるのやめましたからね、
大のハンバーガー好きが自分の意識を変えてお野菜中心の生活になったというのに、
ボクみたいなもんは前歩いとるやつの傘の持ち方を変えさすのに必死や、
やはり小さい人間なんでしょう、
しかし「原発反対」って言う事と「アホな傘の持ち方反対」って言う事、
とても大きく見ると一緒の事なんではないでしょうか、
傘と原発
傘は雨から身を守るもので必要なものです、
確かにそれはそうなんでしょう、
しかし、その傘で人を傷つけては絶対にいけない、
それやったらカッパを着なさいよ!
カッパがあるじゃないか!と。
アホな傘の持ち方をするやつは根本的にアホやからどうせまたアホな持ち方をしよるんです、
もうオマエらはカッパを着ろ、カッパを!
原発もそうやねん、
電気は必要ですよ、
あぁ、必要ですとも!
安くて効率のいい電力言うて原発使ってたけど、
結局イチバン効率悪かったやん!
日本元通りにすんのに何億万円かかんねん!(もっとか!)

たかっ!

なんてアホな電力なんや!
そして、アホな電力は結局アホ電力なわけやからもうやめよ。
火あるやん、火使お!
(火事には気を付けて)
刑務所におる悪者に自転車こがせて電力つくろ!
中学生の右腕とちんこに発電機つけて、
オナニー電力発生させよ!

イヤや、オナニー電力でご飯炊くんイヤや!

いや、しかし傘と原発を比べるのはどうかと思うわ。
傘全く悪くないもん。
しかしそれくらい腹立ってん。
小さい人間でエエわ、言い足りひん、
昨日のボケナスに言い足りひん、
「鋭すぎる」
のあとに飲み込んだ言葉たちをここでぶつけます。(絶対読んでへんやろけど)

鋭すぎる、
鋭すぎるねん!
傘の角度と腕の振りがや!
なんや、そないにしな歩かれへんの?
バランスとってるの?
身体が不自由なん?
い〜や、違う、不自由なんは頭の方やね!
なに?スキー?
スキーの練習してるん?
アホなん?
どっちなん?
アホなんか、アホじゃないんかどっちなん?
アホやで!
だいぶアホやで!
二択間違えたわ、
アホなんか、だいぶアホなんかやわ、
オマエの後ろだけ人がいてないの気づいた?
そうゆうことやで!
なんなん、ルンルンなん?
そんな腕を振って歩いて、
あ、わかった、
ヨット?ヨット部の人?
ちゃうなぁ!
違うよなぁ!
ほな、大人しゅう歩け!
いや、ヨット部の人であった場合も大人しゅう歩け!

言わんでよかった・・・。
刺されてるわ。