第237話 進化の不思議

昔、それも大昔の話である。
この星は竜の支配する天地であった。
その竜は滅び、大地は氷の世界になったという。
そして、我々、人類が生まれた。
我々、人類はどこから来たのであろうか。
我々は海からきた。
命の海。
母なる海。
我々人類は海からやってきたのであった。
わたしはひとつの書物を手に入れた。
その書物にこう記されていたのだった。
挿絵付きで。

はしょりすぎな。

魚でした。
海から上がって手足生えました。
そして、人。
魚の子孫て・・・。
違うやん、違うやん、
経てるやんか、もっと色々経てるやんか、
こういうのん経てるやん。

ちなみにこのへんがゆりえブギーね。

この書物には昔の滅びた幾多の生物が記されていた。
いくつか紹介したいと思います。

アゴに歯ついてる象。

なんすか、なんでそこに歯ついてるんすか。
そして木をものすごつかんでます。
邪魔やったんかな、木。
でもあれやね、その歯が一番邪魔やったから、結局その歯は取れたんやね、進化の途中で。
食べる用ではないですもん、つかむ用。
ってゆうか鼻あるからね!
鼻、器用に使ってブリ〜ンってつかむからね。
そして肝心の口の中、歯抜けにもほどがある!
滅びるのにもわけがある!

ムッチャおもろい顔のやつ。

最近入ってきた事務の人に似てるんですよ、こいつ。
おもろい顔の人入ってきたな〜、おもたもん。
一週間くらいはたらいたはるけど、まだ目見れへんねん、
わろてまうわ。
次びっくりしますよ、

クジラ。

何があったんや、この1億年で。

ムッチャ強そうやんか、
ムッチャ怖い顔してるやんか、
今の顔いきますよ、
今の顔これです。

丸なったなぁ〜

何をホクホクしとんねん、
ホックホクやん、
何があったんや・・・ちゃうね、
何もなかったんやろね、
一億年、ホクホク過ごしてる間に身も心もものすご丸なってもたんや。
怒らせたらあかんタイプやね、クジラ。

横顔!

横顔すごいな!
こんなサーベルタイガーみたことないわ!
はい、あだ名つけま〜す。
『コンプレックス』どうかな、
コンプレックスタイガー。
能ある鷹は爪を隠すと申しますが、
このボケは全く牙を隠せてない。

今日は進化の不思議のお話やったわけですが、
最後に何か暗示的な一枚の挿絵を紹介して終わりにしたいと思います。

どうゆう状況?