第325話 渡辺さん

先日のライブで忘れ物をしたので公〇食堂(という食堂)に忘れ物を取りに行った。
レイニーJグルーヴ(というバンド)の渡辺さんが店主として店に立っていらした。
公〇食堂はレイニーJグルーヴの渡辺さんと浜田さんの強力なツートップの元、個性的な店員さんが集まっている魅力的な店である。
今日、浜田さんの方は今をときめくYeYeちゃんのライブのお手伝いで店をお休みされているとのことだ。


(YeYeちゃん、本棚から出てきなさい。)

YeYeちゃんと渡辺さん&浜田さんにはこんな心あたたまるエピソードがある。
今から5年ほど前だろうか。
公〇食堂の前身的なカフェバー&ライブスペースが京都にあった。
『TAIKAI』である。
その『TAIKAI』に当時大学生であったYeYeちゃんがアルバイトとしてやってきた。
YeYeちゃん自身その当時バンドをやっていて、渡辺さん&浜田さんとバンドの話になった。

渡辺さんSAY(渡辺さんは言った)


(渡辺さんSAY)

そうなんや〜、自分バンドやってるんや〜、
うち出たらいいねん、うちでやりいな、
俺らがみたるわ、一曲やりいな、
店長自らがみたるから!
オーディションや、オーディション!ワッハハハハハ!
普段どうゆうところでやってるん?
最近はどこでやったん?
・・・え?閃光ライオットのファイナリストとして・・・?

東京ビッグサイト・・・?


(ドーン)

あれ?なんか・・・ごめんなさい。

ってゆう心温まるエピソードなんですが。
YeYeちゃん、今ではね、当時のアルバイトの店長のひとりをバックバンドとして引き連れて各地を飛びまわっていますが。




(当時の店長、何がそんなに嬉しいことがあるんや)




再び渡辺さんSAY(渡辺さんは言った)


やっぱりあいつ(YeYeちゃん)顔もいいやろ。
それもでかいで。
バンドとか歌とか人の前出るわけやんか、
見た目って相当大事やわ。

頑張れ、レイニー・J・グルーヴ!

すごいハンディキャップなわけですが。
レイニーJグルーヴ、すごいハンディキャップ抱えているわけですが。
見た目が大事やとしたら、バンドとして五体不満足なわけですが。
男前ひとりおっても、それでもマイナスやわ。
ふくちゃん相当男前やけど、
あとの三人がおもしろすぎるもん。


(なんかいいことねぇかな・・・)

アザラシのおじさん、接客!接客!