第342話 パーティーは続く
何回すんねん。
神戸のトルコ料理屋さんを貸し切り、
バンドマン及び関係者だけを呼んでのうちうちのパーティー。
一応ドレスコードがあって、
『よそ行き』できてくださいとのこと。
(カーディガンはおったらなんとかなるとおもたら大間違いやで)
よそ、行ってくれ〜〜
お願いですので、よそに行ってください。
もう、なんやろな、
よそに行ってほしい。
なるべくよそに行ってください。
スープをフォークで食べるチンパンジーは、
もちろんスープ全部こぼしてるし。
(そうそう、スープは直接口に運ぶとスムーズやねん、しかし、巻き込むな〜、腕を巻き込・・・だから後ろ!スタンド!誰のスタンドや!はよしまえ!)
パーティーは続く。
古口くん(チンパンジー)が歌い、
リーくん(バルバ)が口笛を吹き(どういうこと?)
ベリーダンス(セクシーナナさんの)なんかもあったり、
そして、松井も三曲歌わせていただきまして、
いただきましたところで、ゲーム大会が始まった。
その名も『人間知恵の輪』。
二人がペアになって互いの腕の中に通したヒモを両腕に縛りそれをヒモをほどかずに離れたらクリアというゲーム。
ペアが発表された。
ボクのペアも発表された。
ボクと一緒に知恵の輪を解く相手。
全然楽しない。
人間知恵の輪大会が始まった。
10分くらい経過するも誰一人解ける気配がない。
そもそもこのゲームは相当頭を使わなければいけないゲームらしい。
ここに集まった人たち全員(20人くらいかな)合わせてIQ100くらいだと聞いています。
チンパンジーに将棋負ける人たちだと聞いています。
その後1組だけ正解したんですが、
その1組を除いた全組がリタイア。
答えを聞いてもなんで解けるのかがわからない。
なんか釈然としないままゲーム大会が終わったのでした。
そんな中、答えを聞いても解くことのできないペアが1組。
よそいきだっつってんだろうが!
ジャージじゃねえか!
トンボは上下ジャージじゃねえか!
ゴリラは服着てるだけマシだな。
まぁ、でも不憫だわ。
ゴリラと一緒にくくられちまってよ・・・
でも、これ以上はねえから、
これ以上イヤなことはねえだろうから!
今日、この瞬間を乗り切ったらこれ以上イヤなことはねえんだから!
ごりえSAY(ごりえは言った)
オシッコしたい・・・。
小便してえだと・・・?
どうすんだよ!
こんなくくられたままで、何言ってやがんだ!
誰だ、この野良ゴリラを連れてきやがったやつは!
大惨事じゃねえか!
もうこんなゲームどうでもいいからヒモ切っちゃってくれ!
ヒモをほど・・・
・・・ん?
こっちでゴリラが大変な時に何をムチュウってしてやがんだ!
こら!ブーケ投げんじゃねえ!
ゴリラがまだアレしてんだろうが!
ゴリ・・・
そして、てめえがブーケを受けとっちゃった感じになっちゃった?
幸せの対義語『JINTA』。
今年はちょっとアレだけども、
来年はなんかいいことあるといいな。