第353話 最早騒音

ジョブが暇やったので、
みんなで(木村くんと)女子のどこがエロくて好きか、というとっても大事な話をしていた。
ケツが好きだの、
チチが好きだの、
アシがエエだの。
若木(仮名、童貞)にオマエは女子のどこが好きなんだ?と聞いてみたところ、


「ボクはえくぼと八重歯が好きです☆」



そんなことを聞きてえんじゃねぇんだよ!

そういうことを言ってんじゃねえんだ!
貴様は昭和のアイドルか!
何すかしてやがんだ!
ケツだのチチだのアシだの言ってる時に、
何が、えくぼに八重歯だ!
えくぼ見てちんこ勃つのか!
八重歯見てちんこ勃つのか!
バカたれ!
そうゆう話をしてんだろうが、バカたれ!
木村くんSAY(木村くんは言った)

「おれ、八重歯もえくぼもあるぜ☆」


(あるんだぜ☆)


てめえ・・・

てめえは、八重歯もえくぼもあるかもしれねえが、
てめえにはちんこもあるじゃねぇか!
若木はだな、
八重歯とえくぼのある、ちんこのねえ人間をご所望なんだ、バカたれ!
ちんこ付きの八重歯とえくぼは、うるせえだけなんだよ!

ちんこのついた八重歯とえくぼは最早(もはや)、騒音!



余談:携帯に『八重歯とえくぼとちんぽ』というメモが残されてまして、そのメモをたよりに今回の記事を書きました。
ボクはなんてどうでもいい人間なのだろう。
ボクが伝えたいことがどれだけどうでもいい事ばかりなのかということが浮き彫りにされた挿話です。