第358話 30歳

30歳になりまして。
30歳になりまして、わたし。
なんだかもう言い訳できない感じになっちゃいまして。

わたしの誕生日前2日間の動きを記してみたいと思う。

26日20時。
ジョブを終えたわたしジョブ場の本町から自転車で30分の中崎町で飲んでいた。
友人たちと楽しく飲んでいたわたしは、その後一緒に飲んでいた友人の一人が泊まる本町のホテルへとタクシーでむかった。
そして、なんだか朝まで飲んじゃった、感じになっちゃいまして。



(こいつ・・・)


(寝てるんだぜ・・・)


(嘘みたいだろ・・・)


27日9時半。
ジョブ場の上司からの電話で目を覚ましたわたしは徒歩で出勤。
宿泊していたホテルがジョブ場とは目と鼻の先(ジャイアント馬場の顔くらいの広さはありますが)だったので、起床10分後にはジョブ場着。
20分遅れでジョブを開始。
遅刻ペナルティの1000円を払うのも忘れずに。

19時半。
残業を1時間し、昨日置いてきた自転車を取りに中崎町へ。
その足で日本橋へむかう、わたし。

20時半。
昨日も一緒だった連中と立ち飲み屋で日本酒をしばきだす。



(食べてしま)


22時。
連中の一人が中崎町のバーに出勤するということなので、一緒に中崎町へタクシー移動。
自転車は連中の一人が乗っていってくれることに。



(起きてしま。)


28日未明(ハッピーバースデイ!)
自転車を中崎町に置き、タクシーで昨日のホテルへ。
そしてホテルで朝まで飲んじゃいまして。



(寝てしま。)


28日9時(ハッピーバースデイ!)。
出勤。
今日はちゃんとお風呂にも入っている。
30歳の朝日がまぶしい。
自転車はまだ中崎町にある。
なんでこうなっちゃうんだろう。

28日19時。
ジョブを終え、中崎町へむかう電車に乗り込む、わたし。
今日は天満あたりで飲むことにする。




(20代最後の夜に乾杯)