第369話 謎の演歌歌手、八戸ノ里 和夫の正体
アマチストック(というイベント)の大トリ(オチ?)桜川春子のライブのときに事件は起こった。
その謎の演歌歌手は『八戸ノ里 和夫』と名乗り、春子さんと一曲デュエットをし、
高らかにこう言いはなった。
「春子さん!今日はあんたを貰いにきた!春子さん、結婚してくれ!」
ざわつく会場。
そう言いながら八戸ノ里 和夫はかつら(!!)を外した。
八戸ノ里 和夫、なんとザ・たこさんの悲しき怪人こと、安藤八主博であったのだ!
完璧な変装にわたしたちは皆してやられていたわけだ。
感動に胸を詰まらせる春子さん。
こうして、ふたりは結ばれた。
『相殺』
こんな言葉がわたしの頭をよぎった。
怪物と怪物が潰しあってくれた。
みたいな。
でも、安藤さんに春子さん、2個とも幸せそうだ。
なんにせよ、おめでとうございます。
※後日談
アマチストック前夜のことである。
安藤さんは春子さんに言った。
「春子さん、アマチストックの日なんだけどね、なんだかあれらしいんだ、オレがね、春子さんのステージに飛び入りをしてだね、なんだか・・・プロポーズ?をね、するみたいな、話になってるみたいでね・・・・
あっ、もちろんサプライズでだよ。」
安藤さん、あんたサプライズの意味わかってっか?
※後日談2
今日の松井の一日の始まりは、昨日撮りまくった八戸ノ里 和夫の写真を消去するところから始まりました。
うん、非・生産的。