第385話 沖縄旅行記 其の二
二日目。
昨夜はライブのあとも宴会は夜更けまで続いた。
わたしは2時頃にはパーティーを抜け出し一人夜の町を少し徘徊し、
おでん屋台で初日の〆とした。
わたしの知らない町の楽しみ方のひとつとして『銭湯』は外せない。
朝8時半起床。
那覇の銭湯情報を調べる。
悲しいお知らせが舞い込んできた。
なんと、那覇には銭湯がない・・・
なんで?あちいからですか?
とっても悲しい。
なべちゃんに、沖縄には銭湯がないことを溜め息まじりに聞いてもらった。
なべちゃんSAY(なべちゃんは言った)
「海あるからなあ」
がさつ過ぎる。
がさつが過ぎる。
がさつな乳輪にがさつな思考。
乳輪ががさつな人はその思考もがさつなのだろう。
海があるからなんだというのだ。
海に入ったらこそ風呂に入りてぇじゃないですか。
それじゃぁ何ですか?
沖縄の民は風呂代わりに海へつかると?
琉球民族なめんじゃねぇぞ!ばかたれ!
(那覇には銭湯がないのですが、別料金払えば入れるホテル内温泉がありますので、そちらをご利用ください。よき湯でした☆)
そして、我々は海を目指す。
二日目のライブ会場の48PAN(というバー)のオーナー夫婦主催のビーチパーティーにおよばれするのだ。
昨夜合流した関西組も一緒におよばれだ。
きれいな海。
きれいな海にとけていく夕日。
美味しい肉。
猫との交流。
このときはまだ夜のカオスを知るよしもなかった・・・。
48PAN(というバー)には魔物が棲む。
本日のライブもとっても盛り上がり、夜は更け、酒は進む。
それは突然であった。
その魔物、ショーコという魔物が突然ハサミを片手になべ氏に近づく。
なべ氏のTシャツの乳首のとこちょん切っちゃた!
そして、その刃は当然のようにKTRさんのTシャツにもおよぶ。
なんで!
突然どうしゃったの!
そして、魔物がわたしに乗りうつった。
乗りうつった魔物はわたしを意のままに動かす。
KTRさんの右側がなくなっちゃった!
カオスは続く。
やってはいけない事が世の中にはいくつかある。
その代表的な行動のひとつがカツラをかぶってる方のカツラを放り投げるという行動。
あかんで、リリィ・・・
ダメ、絶対