第416話 それでもゲストで入りたい 後編

17時、加藤さんはまだ来ない。
パーティーは始まっている。


サンデーさんSAY。


「加藤さん来るよね?いや、加藤さんから、今日行っていいですか?ってメールあったんやけど、あかん!って返してん、ははっ」



(あかん!)



絶対それやん・・・。


加藤さんにメールをしてみた。







完全にサンデーさんにビビってるやん・・・。






ピアノ弾いてるやん・・・。





メッチャ世話やけるやん。






19時半。
加藤さんがやってきた。





泣いてるやん・・・。



加藤さん、泣いてるやん。
サンデーさんに謝りに行ったら一回無視されてたやん。
ほんで、加藤さん、緊張し過ぎてメッチャ口臭いやん。
メッチャ口臭いから口に手当てて喋ってるねんけど、
それやと声小さすぎて「え?なんて?」言われるから、
手を外したら「くさっ!ムッチャ口臭っ!」って言われるやん。




(いや、まじで・・・)





(口がくせくて・・・)




加藤さん、口がムッチャくさ・・・









ムッチャ、口ゆすいでるやん・・・







ムッチャ、フリスク食べるやん・・・


ほんでやっぱり泣いてるやん。
ほんでちょっとあれやん。
フリスクには荷の重い感じやん。





DJブースで調子乗る加藤さん。
このあと、機材に当たって音止まってました。
ボクは、速攻でアチャコさんに言いつけにいきました。

日曜日の夜は更けていきます。
加藤さんのなげえ日曜日はまだまだこれからなのです。