第451話 加藤の場合

加藤さん、なんであんたはひと手間かけて料理をまずくしちゃうんだ。



二度手間、言い訳、口ごたえ(あとソフトバンクの店員)。
わたしの嫌いなものベストスリーである。
加藤さんはアレだ、二度手間をした挙句言い訳、口ごたえのフルコースだ。

こんなことがあった。
ジョブ場の作業で三種類の書類を1セットにする、というものがある。
加藤さんには三種類の書類のうち、ひとつだけ向きを逆にするという、持ちギャグがある。
またしても書類が一つ逆になっていたので、
「加藤さん、向き、向きが違います」と注意をした。
注意をしたら、なんと、



加藤さんが身体の向きを変えるっていう・・・




(了解しました)



おいおいおい、マジか、
オマエの体の向きなんてどっち向いててもかまへんねん、
書類がほら、ひとつ逆になってるんですって!
ひとつ逆やとムッチャ見ずらいねんて!
加藤SAY(加藤は言った)


「オレは別に見にくいことないけどなぁ」



(了解しました)



はい、出ましたよ、口ごたえ。



オマエが見やすいとか見にくいとか関係ないねん、
決めてやってんねん、向きは揃えましょうって決めてんねん、
間違えてんねんからすぐ謝れって、
ひと手間かけんなって、
ほら、またや、ひと手間かけて「加藤」っていう料理がまたまずなっとんねん、


こんなことがあった。
アイシャドーを100個梱包してくださいと、お願いした。
途中で「数がわからなくなった」と言って、梱包したアイシャドウを数え出したので、アドバイスをした。


「空き箱見たらわかるやん、24個ずつ入ってるねんから」


どんな、アホやねん、
3箱目のいま何個残ってんねん、
24×3−残ってる数ちゃうんかいって言うたら、
加藤SAY(加藤は言った)


「こっち数えてもわかりますやん」



(了解しました)


時間かかるやん!

そして数え間違えるやん、
絶対に数え間違えるやん、
またや、また、そういう事言うやろ、言ってしまうやろ!
「あ、ホンマやね」で済む話やねん、
オマエがアホなんは10000も承知やねんから、
いちいち言い訳すんなって、
こうやってひと手間かけてまた『加藤』がまずくなっていくんやん、
ただでさえ、素材が悪いのに、
腐りかけのシシャモやのに、
腐りかけのシシャモにハチミツかけて焼いてどないすんねん、
ひと手間かけてまずくするなって、
ただでさえまずいのに。

箱に入ってる商品を検品して違う箱に移すっていう作業。
なぜか、商品を一回全部箱の外に出して検品していた。
いやいやいや、それ意味あります?
箱から出してワンバウンドして箱に移す意味あります?
直接h・・・・


「見やすいんです、こうやった方が」



(オッケー!)


全部いっぺんに見んのかい!


ちゃうやろ!
一つ一つ見るんやろ!
なんで一回全部見たいねん!
最悪や!
大根おろしに牛乳混ぜんな!
ひと手間かけんな!
キレイな二度手間やないか、そして口ごたえ、二度手間からの口ごたえ。
最悪やん、
大体にして2秒で論破される言い訳や口ごたえなんか、何も言うてへんのと一緒なんじゃ!


これで、貴様がソフトバンクの店員やったら、おれはどないしたらええねん。