第380話 徳島旅行記
〜10時半、なんでまだ大阪にいんだよ・・・〜
9時半に玉造に集合したボクたちは圭太郎の運転で徳島にむかう。
ふじの記念すべき初旅行だ。
法円坂から高速にライド。
奇跡的な晴天の下、我々は一路徳島を目指・・・
本町で降りちゃった!
なんで!
明石海峡大橋とか渡って淡路島ブ〜ンってして、
鳴門大橋とか渡らなきゃ、なのに。
本町で降りちゃった!
法円坂てこないだまで住んでたとこやねん。
本町て、松井のジョブ場があるとこやねん。
通勤コースやん。
明石海峡大橋を渡ったところで記念撮影。
(明石大橋わたるくんとパチリ)
川遊びしたり、
BBQしたり、
ラーメン食べたり、
お酒飲んだり、
花火したり、
いっぱい笑った夏の思い出。
しかし、ふじのはママのお乳をよく飲むね☆
いっぱいいっぱい飲んで、いっぱいいっぱい大きくなるんだぞ☆
だけども授乳の度に席を外して、ママも疲れるでしょう。
ここでしてくれても、わたしは一向に構わんですぞ。
イヤらしい意味じゃなくて。
ねっ、ふじのちゃん、ママのおっぱいいっぱい飲んで、大きくなるんだぞ☆
まっ、そんなとこで飲んでると、おじちゃんの息子さんも大きくなっちゃうんだけども・・・
ってか?!
木村くんは去年も遊びにきたので、二回目の徳島。
勿論、おばあちゃんにもお世話になった。
もう会えなくなってしまった大好きなひと。
木村くんSAY(木村くんは言った)
「ちょっとおばあちゃんとこ行ってくるわ、仏間・・・」
手伝うことあるか??
熱いのと、痛いのと、苦しいのがありますけど、
どうやって逝こっか!
おばあちゃんのとこ!
なんか、よくわかんねえ、このでっけえ壺で逝くか!
えい!つって、頭をえい!つって!
おら、ワクワクしてきたぞ!
「おばあちゃんのとこに行きたいので仏間へ案内してください。」
(冗談だっつって、そんな顔スンナっつって)
〜〜〜〜〜〜〜〜
旅の終わりはいつだって切ない。
明石海峡大橋を渡る。
橋の光がどんどん小さくなっていく。
またひとつ夏が終わるんだ。
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
圭太郎SAY(圭太郎は言った)
「・・・あっ、ポートタウン・・・キレイだなぁ・・・ちゃうわ、道路標識や・・・」
なぁ、父ちゃん、早く、帰ろうぜ・・・。